直木賞作家・朝井リョウのベストセラーを映画化した青春群像ドラマ。力を合わせて、就職活動に挑む5人の大学生たちが、自分が“何者”なのかを模索していく姿を描く。佐藤健、菅田将暉、有村架純ら若手実力派が多数共演し、等身大のキャラクターに命を吹き込む。監督: 三浦大輔 、キャスト: 佐藤健、菅田将暉、有村架純 、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之
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何者 (2016)のあらすじ
御山大学演劇サークルで脚本を書き、人を分析するのが得意な拓人( 佐藤健 )。何も考えていないように見えて、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉 )。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せる実直な瑞月( 有村架純 )。「意識高い系」だが、なかなか結果が出ない理香( 二階堂ふみ )。就活はしないと宣言し、就活は決められたルールに乗るだけだと言いながら、焦りを隠せない隆良( 岡田将生 )。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた22歳の大学生5人は、理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる。海外ボランティアの経験、サークル活動、手作り名刺などのさまざまなツールを駆使して就活に臨み、それぞれの思いや悩みをSNSに吐き出しながら就活に励む。SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする本音や自意識が、それぞれの抱く思いを複雑に交錯し、人間関係は徐々に変化していく。やがて内定をもらった「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬みや本音が露になり、ようやく彼らは自分を見つめ直す。
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