亜人 (2017) : Ajin

絶対に死なない新人類“亜人”と人類との戦いを描き、テレビアニメや劇場映画化された桜井画門の人気コミックを佐藤健主演で実写映画化したSFアクション。事故によって自分が亜人だと知り、絶望に苛まれながらも、人類に戦いを挑む亜人たちに立ち向かっていく青年の運命を描く。監督は『踊る大捜査線』シリーズの本広克行。キャスト:佐藤健、 玉山鉄二、川栄李奈、綾野剛

亜人 (2017) : Ajinのあらすじ

東都大学付属病院の26歳の研修医・永井圭は、ある日トラックに轢かれて死亡したかに思われたが、死から復活した現場を大勢に目撃されたことから、国内三例目の亜人であることが判明する。

その後、政府に拘束された圭は、亜人研究所で壮絶な人体実験が行われるが、そこに亜人の佐藤と田中が突入してくる。佐藤は押し寄せる警備員を殺戮して、圭を開放して「共に亜人の未来のために戦おう」と仲間に誘う。しかし、所員2人を殺そうとした佐藤に発砲して逃がそうとしたことから、佐藤と対立。IBM同士の戦闘から逃れて、圭は屋上から飛び降りて研究所から脱出する。その後、佐藤と田中はマスコミの前で、政府による「亜人に対する人体事件」が行われていた事実が語られ、「亜人の人権」と「特別自治区」を認めるよう告白する。

病院に入院中の永井の妹・慧理子を拉致すべく、亜人の田中のIBMが現れる。政府の亜人関連の幹部・戸崎優の部下で、亜人でもある下村泉がIBMで応戦して事なきを得る。山中の田舎に住む老女に助けられていた永井は、テレビで慧理子の事件を知って病院の屋上に慧理子を呼び出し、妹と共に老女の家にやっかいになる。

亜人公式サイトから仲間を募集した佐藤は、飛行機をハイジャックして厚生労働省のビルに突っ込ませて、大規模テロを行う。さらに、ショットガンやナイフで警視庁特殊強襲部隊「SAT」を全滅させる。そして、「20日後までに東京都を明け渡して亜人特別区にすること」を要求し、従わなければ「特殊神経ガスAJVX」を散布すると宣言する。政府は「九州か北海道の離島のいずれかを特別自治区にする」と和解を求めるが、佐藤は交渉決裂する。

政府は、自衛隊の精鋭から招集した対亜人特戦群の設立を決定し、亜人との徹底抗戦を宣言する。そして、戸崎の元に訪れた圭は、佐藤を倒すために協力を申し出る。神経ガスのあるフォージ製薬の秘書室に罠を張った圭たちは、アサルトライフルを持って強襲する田中たちを待ち受け、IBMの粒子を目眩ましにして拘束する。しかし、自らの肉体を郊外にある破砕機でミンチにして、フォージ製薬に転送侵入した佐藤にはまったく通用せず、神経ガスを奪われてしまう。

そして佐藤と圭、田中と泉による亜人同士の熾烈な最終決戦が始まるのであった。

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